一関、ベイシーにてナベサダを観る。
岩手県一関市にあるJAZZ喫茶「ベイシー」
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一ヶ月ほど前、一関に住む知り合いから「ベイシーでナベサダのライブがあるけど、行く?」などと誘われ、さほどナベサダは聴いたこともないにもかかわらず「ベイシーなら行かなきゃなるまい」などと思いつつ、チケットをお願いする。

ベイシーはいわずと知れた岩手県一関市にある日本で最も有名なJAZZ喫茶の一つである。
10年ぐらい前にも一度、訪れているが、そのときは、あまり客もなくマスターの菅原さんが「どんなの好きなの?」などと相手をしてくれた。

ナベサダはこれも、いわずと知れた渡辺貞夫(AltoSax)のことである。
今夜のメンバーは渡辺貞夫のほかに小野塚晃(p) 石川雅春(ds) 納浩一(b) ンジャンセ・ニャン(per)のクインテット。
ライブは7時から始まり、途中休憩が入る二部構成で終わったのが10時ぐらい。
キャパは80人ぐらいだろうか。
中には東京から来たという人もいた。
4、5メートル先ではナベサダがアルトサックスを吹いている。
さすがにホールで観るのとは違って臨場感は抜群だ。
中でもドラムとパーカッションの掛け合いはすごかった。
リズムセクションがこんなに激しいとは思ってもいなかった。
ちょっとしたヘビメタのドラマーなんか置いていかれる速さとテクニックである。
そうしたなかでナベサダは飄々と余裕で吹いているといった感じ。
70歳を過ぎているとはとても思えないパワーとエネルギーである。

ちなみに、休憩時間にトイレでナベサダと入れ違いになった。
一瞬、頭のなかが真っ白になり「失礼」などと無粋なことを思わず口走ってしまったのが、心残りである。
【写真は翌朝のベイシー】

ベイシーへのアクセスマップ

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