ガブリエラ・アンダース『ウォンティング』を聴く
ガブリエラ・アンダース『ウォンティング』
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ガブリエラ・アンダース(Gabriela Anders)の『ウォンティング(Wanting)』です。
ガブリエラ・アンダースはボサノバのユニット「ベレーザ(Beleza)」のリード・ボーカルだったアルゼンチン生まれのヴォーカリスト。
ちょうど10年前の作品ですが、まったく古さを感じさせません。

そのテイストはシャーデーを髣髴させますが、涼やかで伸びのある歌声はシャーデー・アデューより明るくキュートでライトな感じでしょうか?
ラテンテイストの入ったスムースジャズ、ジャズファンク、AORといった感じです。
2曲目には『イパネパの娘』がフューチャーされ英語でゆったりと歌っています。
ジャケットも「きれいな、おねぇさんは好きですか?」といった感じのクールでカッコいいデザインで、このアルバムの音楽をよく表していると思います。

楽曲により3人のプロデューサーが携わっていますが、通しで聞いても同じようなテイストで違和感なく聴くことができます。
プロデューサーはギタリストのポール・ブラウンとピアニストのジョージ・デューク、そして同じくピアニストのアラン・マレット。
アル・ジャロウやパティ・オースチン等、多くのスムースジャズ系のアーティスト達と仕事をしたミュージシャンかつプロデューサーといった人たちです。

サウンドもメリハリがあり、録音もよく捨て曲なしの作品です。
おしゃれなバーでBGMとして流すには、ピッタリの音楽です。

トラックリスト

  1. Fire Of Love
  2. The Girl From Ipanema
  3. Wanting
  4. Forever
  5. You Know What It's Like
  6. Seven Days
  7. Just An Hour
  8. Fantasia
  9. I'll Be Loving You
  10. Love Is So Unkind
  11. Feels So Good
  12. Brasileira

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