マリオ・ビオンディ『ハンドフル・オブ・ソウル』を聴く
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マリオ・ビオンディ&ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット(Mario Biondi & HIGH FIVE QUINTET)の『ハンドフル・オブ・ソウル(Handful Of Soul)』です。
この夏、オススメの1枚です。
といっても3年ぐらい前に発売されたモノなのですが…。

ジャケットのチョイワルオジサンがヴォーカルのマリオ・ビオンディです。
一見、ジャン・レノっぽいですがジャン・レノ同様イタリア人です。
イタリアのジャズってあまりピンとこないものがあるのですが、これを聴くと「イタリアらしいな」と思わず呟いてしまいます。
フォービートのしっとりした感じではありません。
ドラムのリムショットやコンガが効いたラテンのリズムで天真爛漫な感じです。

全編、こんな感じの明るい、なかなかオシャレでカッコいいジャズです。
マリオ・ビオンディのしゃがれた低音の声は決して甘くはありませんが、なかなかスパイシーで魅力的です。
バックのハイ・ファイヴ・クインテットも、いまイタリアジャズ界じゃ一番ノッテるバンドといわれています。
できれば少しばかりよいステレオで、できれば少しばかり大きめの音で聴いてほしい気がします。
ジャケットのデザインもいーですね。

トラックリスト

  1. A Child Runs Free(5:55)
  2. No Mercy For Me(3:49)
  3. This Is What You Are(7:11)
  4. Rio De Janeiro Blue(4:10)
  5. Slow Hot Wind(4:03)
  6. A Handful Of Soul(4:22)
  7. Never Die(5:32)
  8. On A Clear Day(3:14)
  9. Gig(3:43)
  10. I Can't Keep From Crying Sometimes(4:57)
  11. No Trouble On The Mountain(4:25)
  12. I'm Her Daddy(4:24)
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