「大西順子 Very Glamorous Tour」をノイジーダックで観る
「大西順子 Very Glamorous Tour」をノイジーダックで観る
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大西順子ライブを観た。
ツアータイトルは「大西順子 Very Glamorous Tour」。
場所は山形市七日町にあるライブハウス、Noisy Duck。
開演は19時30分。
途中、休憩をはさみ、終わったのは21時半過ぎぐらい。

山形市七日町にあるライブハウス、Noisy Duck
山形市七日町にあるライブハウス、Noisy Duck

大西順子のことは先年、引退して1年もせずに、すぐ復帰したとか、復帰には村上春樹が関わっているとか、その関係で小澤征爾(サイトウキネンオーケストラ)と共演したとか、ぐらいのことしか知らない。
CDも持っていない。
そうとう昔、チラッと聴いたときの記憶ではオスカー・ピーターソンのようなスィング感のある、ちょっとトラッドで男っぽいピアノを弾くミュージシャンだなというイメージだった。
…が、しかし、である。

今日のライブの印象は、アウト感バリバリの、けっこう今っぽいジャズだった。
男っぽいプレイだったのは変わらなかったが、エッジの効いた緊張感のある演奏が多かったように思う。
ファーストセットの3曲目にやった「エッセンシャル」という曲の構成が面白かった。
静かなバラードといった曲調なのだが、曲の途中、グリッサンドでブレイクするとフォービートのノリのいい曲調に変わり数小節、弾くと突然、また、もとの静かな曲調に戻る。

入口にあったインフォメーション:「大西順子 Very Glamorous Tour」をノイジーダックで観る
入口にあったインフォメーション

ドラムの高橋信之介も叩いてたなぁ。
テクニシャンだねぇ。
上手かった。
左足で細かくリズムをとっていたのが印象的。
リムショットとドラムセットに取り付けられたタンバリンの音が効いていた。
井上陽介のベースはメロディーに寄り添うような演奏。
プレイヤーたちが楽しそうに演奏しながらも、全体に緊張感と迫力のある、聞き応えのあるライブだった。 

山形のような田舎で、しかも、60人いたかいないかぐらいの場所で一流の音楽が聴けるのは幸せなことだと思う。
最後に、来年もここに来るといっていたので、来年も聴きに来てみようか。

メンバー

  • 大西順子(ピアノ)
  • 井上陽介(ベース)
  • 高橋信之介(ドラム)

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