「トニーニョ・オルタ」のライブを観る
「トニーニョ・オルタ」のライブを観る
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山形市の文翔館で行われた「トニーニョ・オルタ(Toninho Horta) featuring ヂアナ・オルタ・ポポフ ジャパンツアー2019」のライブを観た。
「ほほーぅ、トニーニョ・オルタが山形に来るんだ」などと、数か月前には彼のライブがあることは知っていた。
しかし「チケットを取らなきゃな」などと思っているうちに、ライブの期日が迫ってきて前売り券をメールで予約したのが一昨日。
毎度のことながら、何事もギリギリにならないと動かない。
自分の人生、いつもこんな感じだ…。

トニーニョ・オルタ(Toninho Horta)はブラジルのミュージシャン。
MPB(エミペーベー)といわれる、サンバやボサノバとは微妙に立ち位置の異なるブラジリアン・ポップスといったジャンルに属する知る人ぞ知るといったギタリスト。
ジャズギタリストのパット・メセニーに影響を与えたことでも有名だ。
確かにメセニーがブラジルに傾倒していた時代に発表された楽曲を聴くと、トニーニョのアルバムと同じような雰囲気のフレーズが随所に現れる。

会場の文翔館議場ホール
会場の文翔館議場ホール

ライブ当日。
16時半過ぎに、家を出て会場の山形市にある文翔館議場ホールへ向かう。
薄曇りの空は、いつ、雨が落ちてきてもおかしくない感じ。
開場は17時。
開演は17時45分。
会場にはいったのは17時5分ぐらい。
開演前のSEはブラジルミュージックのゆったりしたもの。
議場ホールは200人ぐらい入ったのだろうか。
席は九割がた埋まっている。
客は20代後半から60代、男女も半々といったところ。
落ち着いた、たたずまいの人が多い。

開演時間になると間もなく議場ホールの奥からトニーニョがガットギターを持って登場。
ラテン系だからという訳だけでもないだろうが、最初から客いじりが多かった。
一見、がさつな大阪のオッサンといった雰囲気。
ギターや唄は繊細で緻密というよりは自由奔放で人間味あふれる感じ。

雨上がりの文翔館
雨上がりの文翔館

キーボードのヂアナ・オルタ・ポポフはブラジル人っぽくない華奢な感じの美人。
トニーニョ・オルタの姪でベースのマチアスは彼女の夫だという。
数曲を披露してくれたが、なんか緊張してたかな…
マチアスからはラブラブなオーラが出ていて、いかにも新婚といった雰囲気。

アンコールは2曲。
最後はトニーニョがガットギターで「ムーンリバー」を演奏。
全体に悪くはなかったが、欲をいうなら、もう少し、パンチが欲しかったかな…。

メンバー

  • トニーニョ・オルタ(ギター、ヴォーカル)
  • ヂアナ・オルタ・ポポフ(ピアノ、ヴォーカル)
  • マチアス・アラマン(ベース)

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