カクタス『汗と熱気』
カクタス(Cactus)『汗と熱気』('Ot 'N' Sweaty)
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Cactus(カクタス)の4枚目のアルバム『'Ot 'N' Sweaty』(ホット・アンド・スウェティ、邦題:汗と熱気)は、1972年8月28日にAtcoレーベルからリリースされた作品です。このアルバムは、バンドの音楽的進化と変遷を象徴する重要な作品として位置づけられています[1]。

アルバムの特徴とコンセプト

『'Ot 'N' Sweaty』は、スタジオ録音とライブ録音の2部構成になっています。この独特の構成により、バンドのスタジオワークとライブパフォーマンスの両面を楽しむことができます[1]。

音楽性とサウンドの特徴

  • 重厚なリズムセクション
  • グルーヴィーなギターリフ
  • パワフルなヴォーカル
  • アメリカンロックと英国ロックの融合

アルバムタイトルの『'Ot 'N' Sweaty』(ホット・アンド・スウェティ)は、バンドの激しいパフォーマンスと熱気溢れるサウンドを表現しています。

制作背景と参加ミュージシャン

このアルバムは、オリジナルメンバーのジム・マッカーティ(Jim McCarty)とラスティ・デイ(Rusty Day)が離脱した後に制作されました。新たなラインナップで制作されたことで、バンドの音楽性に新たな要素が加わりました[1]。

参加ミュージシャン

  • ティム・ボガート(Tim Bogert) :ベース、バッキングヴォーカル
  • カーマイン・アピス(Carmine Appice):ドラムス、バッキングヴォーカル、パーカッション
  • ワーナー・フリッツシングス(Werner Fritzschings):ギター
  • ピーター・フレンチ(Peter French):リードヴォーカル、バッキングヴォーカル
  • デュアン・ヒッチングス(Duane Hitchings):キーボード、オルガン、エレクトリック/アコースティックピアノ[1]

アルバムの構成と楽曲

アルバムは全8曲で構成されており、最初の3曲はライブ録音、残りの5曲はスタジオ録音となっています[1]。

ライブ録音曲

  1. "Swim (Let Me Swim)"
  2. "Bad Mother Boogie (Big Mama Boogie – Part II)"
  3. "Our Lil Rock 'n' Roll Thing"

スタジオ録音曲

  1. "Bad Stuff"
  2. "Bringing Me Down"
  3. "Bedroom Mazurka"
  4. "Telling You"
  5. "Underneath the Arches"

ライブ録音は1972年4月3日にプエルトリコで開催されたMar y Sol Pop Festivalでのパフォーマンスを収録しています[1]。

制作エピソード

ジェフリー・ハスラム(Geoffrey Haslam)がプロデューサーを務め、複数のエンジニアが録音に携わりました。Michael Delugg、Jimmy Douglass、Joel Kerr、David Palmer、Tom Scott、Ray Thompson、James E. Vickersなどが参加しています[1]。

発表時の反響と評価

『'Ot 'N' Sweaty』は、商業的にも一定の成功を収めました。US Billboard 200チャートで162位、カナダのRPMチャートで93位を記録しています[1]。

音楽評論家やファンからは、バンドの音楽的成長と新たな方向性が評価されました。特に、ピーター・フレンチのヴォーカルが新鮮な印象をもたらし、アルバム全体に新たな魅力を加えたと評されています。

特筆すべき点

  1. バンドの転換期を象徴する作品: オリジナルメンバーの離脱後、新たなラインナップで制作された最初のアルバムとして、Cactusの音楽的進化を示しています[1]。
  2. ライブとスタジオの融合: ライブ録音とスタジオ録音を組み合わせることで、バンドの多面的な魅力を表現しています[1]。
  3. 最後のオリジナルアルバム: このアルバムは、Cactusが長期の活動休止に入る前の最後のオリジナルアルバムとなりました。バンドは2006年まで再結成されませんでした[1]。
  4. ゲートフォールド仕様: アルバムはゲートフォールド仕様でリリースされ、視覚的にも魅力的な作品となっています。
  5. 70年代ハードロックの代表作: 『'Ot 'N' Sweaty』は、70年代ハードロックの重要な作品として、現在も高い評価を受けています。

Cactusの『'Ot 'N' Sweaty』は、バンドの音楽的遺産の重要な一部であり、70年代ロックの魅力を今に伝える貴重な作品として、音楽ファンに愛され続けています。

Citations:
[1] https://en.wikipedia.org/wiki/'Ot_'n'_Sweaty
[2] https://www.uniontokyo.jp/blogs/features/know-the-ledge-all-about-stones-throw
[3] https://www.metalmusicarchives.com/album/cactus/ot-n-sweaty
[4] https://jeremydylan.net/writing
[5] https://www.allmusic.com/album/ot-n-sweaty-mw0000461459
[6] https://www.jimihendrix.com/encyclopedia/
[7] https://www.discogs.com/master/181948-Cactus-Ot-N-Sweaty
[8] https://www.youtube.com/watch?v=xak-GG-8Nb4

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