チック・コリア(Chick Corea)の『リターン・トゥ・フォーエヴァー(Return to Forever)』です。 1972年の作品。 歴史に残る名盤ですね。 十代の頃に買った、ジャズ? のレコードは数少ないですが、本作はそうした中の1枚。 全編を通してチック・コリアのエレクトリック・ピアノがフューチャーされ「エ...
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四人囃子(よにんばやし)の『一触即発』である。 ロックミュージックのカテゴリーにプログレッシブロックといわれる分野がある。 一般的に、大げさで、曲が長く、転調や変拍子が多く、とってつけたような効果音も使われ、聴いているのが退屈というような人も少なからずいるような音楽である。 その、プログレッシブロックの日本の先駆けとも...
音楽プロデューサーのトミー・リピューマが手掛けた楽曲を集めたコンピレーション・アルバム『トミー・リピューマ・ワークス』です。 トミー・リピューマ(Tommy LiPuma)といえばAOR界の名伯楽といったプロデューサー。 惜しくも2017年3月にお亡くなりになりました。 さて、本作です。 帯には日本独自企画盤とあり、な...
サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)の『黒船』です。 発表されたのは1974年。 当時はコンセプトアルバムといって、アルバム全体を通じて、一つのテーマに沿った楽曲で構成されるといったアルバムが流行りだしてきた頃だが、日本ではこれほど明確にテーマを打ち出した作品は珍しかったのではないだろ...
AORの大御所、マイケル・フランクス(MICHAEL FRANKS)の新譜『ザ・ミュージック・イン・マイ・ヘッド(THE MUSIC IN MY HEAD)』です。 前作の『Time Togehther』から7年ぶりの新作ですが、つい前作の続編を聴いているような気分に陥ります。 『Time Togehther』と、この...
ブルース・コバーン(Bruce Cockburn)の『雪の世界(High Winds White Sky)』です。 リリースは1971年。 個人的には「雪の世界」というタイトルより、原題の「ハイ・ウインズ・ホワイト・スカイ」のほうが、しっくりきます。 アコースティックギターがフューチャーされた名盤としても知られています...
フラワー・トラベリン・バンド(Flower Travellin' Band)の『SATORI』である。 大学生の頃に東京の神保町あたり(新宿だったかもしれない?) の中古レコード屋さんで購入したものだ...
家に帰ると一昨日、アマゾンで購入したピンク・フロイドの『永遠/TOWA』が届いていた。 で、早速、聴いてみた。 待望のピンク・フロイドのニューアルバムである。 1回目の試聴。 結果、なんとも、ビミョウ...
ニール・ヤング(Neil Young)の『ハーヴェスト・ムーン(Harvest Moon)』である。 ニール・ヤングには秋がよく似合う。 空気の透明度が増し、風は清冽さを深め、陽の光は朱を帯びてくる。 稲が黄金色に輝き、畑の芋や豆も実り、木になる果物も赤く熟し始める。 収穫の季節。 ニール・ヤングには収穫、そのものずば...
ローラ・アラン(LAURA ALLAN)の『ローラ・アラン』です。 オープニングを飾る1曲目「opening up to you」のマウンテン・ダルシマー(おそらく、そうじゃないかな?)といわれる安っぽいギターのような素朴な弦楽器で始まるリズミカルなイントロを聴いたときはジョニ・ミッチェルの名曲「All I Want」...
スーパー・ギター・トリオといわれたアル・ディ・メオラ(Al Di Meola)、パコ・デ・ルシア(Paco de Lucía)、ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)による『フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!(Friday Night in San Franc...
ジョルジュ・パッチンスキー・トリオ(Georges Paczynski Trio)の『ル・カルネ・イナシュヴェ』(Le Carnet Inacheve)です。 初めて聴くミュージシャンのアルバム。 ピアノトリオと言うと、ピアニストがリーダーと言った感がありますが、ジョルジュ・パッチンスキーはドラマー(12曲目ではピアノ...
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