アルバムレビューの記事一覧
イエス(YES)の『危機』です。 原題は『Close To The Edge』。 1972年にリリースされました。 ヴォーカルのジョン・アンダーソンが、お釈迦様が悟りを開くまでを描いた『シッダールタ』というヘルマン・ヘッセの小説からインスパイアされて制作されたといいます。 1曲目は彼らの最高傑作といわれアルバムタイトル...
チェット・ベイカー(Chet Baker)の『チェット(Chet)』です。 参加メンバーは各々がリーダアルバムを出しているような豪華なバックだがビル・エバンスがマイルス以外のトランペットのバックをやっているのは意外と知られていないのではないだろうか。 スローなテンポのスタンダードで構成されたこのアルバムはサブタイトルに...
ROY BUCHANAN - LIVE IN JAPAN ロイ・ブキャナンの『ライヴ・イン・ジャパン』である。 1977年の6月14日と15日の郵便貯金ホールでの来日ステージからレコーディングされたアルバム。 ロイ・ブキャナンは世界一無名のギタリストと言われる、通好みのギタリストだ。 ハンチングのようなキャスケット帽に...
マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)の『フライ・ウィズ・ザ・ウインド(Fly with the Wind)』のです。 ジャズにしては珍しくストリングスが入った1枚。 ジャケットもジャズらしからぬ、アルプス山脈かロッキー山脈、それともヒマラヤかといった雄大で荘厳な風景。 最初にチェロのソロによる静かな入りを聴いた...
元ピンク・フロイドのメンバー、ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)による2000年に行われたアメリカ・ツアーのライブを収めた2枚組のアルバム『イン・ザ・フレッシュ(In The Flesh)』である。 ピンク・フロイドの古くからのファンなら、おそらく、ピンク・フロイドはデイヴッド・ギルモアでなくてロジャー...
Bill Evans Trio(ビル・エヴァンス・トリオ)のアルバム『Waltz for Debby』(ワルツ・フォー・デビイ)は、ジャズピアノの歴史に残る重要な作品として広く認識されています。このアルバムは、1961年6月25日にニューヨークのVillage Vanguardで行われたライブ録音から生まれました。 ア...
エグベルト・ジスモンチの『アルマ』(Alma)である。 ECMから1986年に発表されたピアノの演奏が中心のアルバムで『Alma』とはポルトガル語の魂、精神という意味。 そのほとんどの楽曲は、いかにも...
ドナルド・フェイゲンの『サンケン・コンドズ(Sunken Condos)』です。 彼の『モーフ・ザ・キャット』以来、6年ぶりの新作です。 Sunken Condosとは、沈んだコンドミニアムという意味...
12月で雪もチラついていますがラテンの熱い話題を一席。 今年後半、イチオシなのがMONGORAMA(モンゴラマ)というグループの『MONGORAMA』というアルバムです。 スリリングなラテン ラテンと言ってもブラジル音楽のボサノバのような甘くて癒されるものとは一線を画します。 1曲目出だしの哀愁漂うヒューバート・ロウズ...
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