ボストン(BOSTON)の『幻想飛行』です。 原題も『BOSTON』。 1976年に発表された彼らのファーストアルバム。 最近では、滅多に聴くこともなくなったけど、このアルバムは中学生の頃から含めるといったい何度、聴いただろう。 ノリのいいエイトビートのバッキングにメロディアスなギターソロをフューチャーした厚いサウンド...
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ロキシー・ミュージック(Roxy Music)の『アヴァロン(Avalon)』です。これまでのロキシー・ミュージックとは一線を画す作品であり、彼らの最後のオリジナルアルバム。当時、ロキシー・ミュージックのメンバーはリーダーでヴォーカルを担当する...
イエス(YES)の『危機』です。 原題は『Close To The Edge』。 1972年にリリースされました。 ヴォーカルのジョン・アンダーソンが、お釈迦様が悟りを開くまでを描いた『シッダールタ』というヘルマン・ヘッセの小説からインスパイアされて制作されたといいます。 1曲目は彼らの最高傑作といわれアルバムタイトル...
チェット・ベイカー(Chet Baker)の『チェット(Chet)』です。 参加メンバーは各々がリーダアルバムを出しているような豪華なバックだがビル・エバンスがマイルス以外のトランペットのバックをやっているのは意外と知られていないのではないだろうか。 スローなテンポのスタンダードで構成されたこのアルバムはサブタイトルに...
エアプレイ(Airplay)の『ロマンティック(ROMANTIC)』です。 実力派ウェストコースト系スタジオミュージシャンのユニットによるAORの超名盤。 サウンドもウエストコーストそのもの。 まさに、明るく元気で陽気! まぁ、能天気といえばそうかもしれないが、夏のからりと晴れた真っ青な空の下、ドライブのときなどに聴く...
ROY BUCHANAN - LIVE IN JAPAN ロイ・ブキャナンの『ライヴ・イン・ジャパン』である。 1977年の6月14日と15日の郵便貯金ホールでの来日ステージからレコーディングされたアルバム。 ロイ・ブキャナンは世界一無名のギタリストと言われる、通好みのギタリストだ。 ハンチングのようなキャスケット帽に...
マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)の『フライ・ウィズ・ザ・ウインド(Fly with the Wind)』のです。 ジャズにしては珍しくストリングスが入った1枚。 ジャケットもジャズらしからぬ、アルプス山脈かロッキー山脈、それともヒマラヤかといった雄大で荘厳な風景。 最初にチェロのソロによる静かな入りを聴いた...
元ピンク・フロイドのメンバー、ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)による2000年に行われたアメリカ・ツアーのライブを収めた2枚組のアルバム『イン・ザ・フレッシュ(In The Flesh)』である。 ピンク・フロイドの古くからのファンなら、おそらく、ピンク・フロイドはデイヴッド・ギルモアでなくてロジャー...
ビル・エヴァンス(Bill Evans)の『ワルツ・フォー・デビイ(Waltz for Debby)』である。 音楽におけるリリカル(叙情的)という形容詞の意味を初めて教えてもらったのは、このアルバムだった。 世の中にはたくさんの美しくてロマンチックな歌や曲があるが、これは本当に恐ろしく美しくてロマンチックなアルバムだ...
レッド・ツェッペリンの『レッド・ツェッペリン IV』である。正式にいうなら本作にタイトルはつけられていない。でも、名前がないのもなになので、便宜上、彼らの四枚目のアルバムのため「ツェッペリン・フォー」とかいったりするのが一般的だと思う。ほかに四人のシンボルを表すルーン文字から「フォー・シンボルズ」、「フォー・ルーンズ」...
エグベルト・ジスモンチの『アルマ』(Alma)である。 ECMから1986年に発表されたピアノの演奏が中心のアルバムで『Alma』とはポルトガル語の魂、精神という意味。 そのほとんどの楽曲は、いかにも...
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