ディープ・パープル『マシン・ヘッド』を聴くディープ・パープル(Deep Purple)の『マシン・ヘッド』(Machine Head)です。 A面1曲目の「ハイウェイスター」やB面1曲目の「スモーク・オン・ザ・ウォーター」というハードロックを代表する二大名曲が入った名盤。 リリースは1972年。 第二期といわれるパープル黄金期のメンバーが在籍したときにつくられ...
フリート・ウッドマック『噂』を聴くフリート・ウッドマック(Fleetwood Mac)の『噂』(Rumours)です。 もともとは1960年代の終わりに、ギタリストのピーター・グリーンとドラムのミック・フリート・ウッドマックが中心になってイギリスで結成されたゴリゴリのブルースバンドでした。 しかし、1977年にリリースされた本作にはそうした英国らしさや...
デレク&ドミノス『いとしのレイラ』 を聴くデレク&ドミノス(Derek and the Dominos)の『いとしのレイラ』(Layla and Other Assorted Love Songs)です。 「エリック・クラプトンの」といっても、いいのかもしれませんが。 よく、音楽の話をしていると「○○の××を聴いて、鳥肌が立った」なんていい方をしますが、自分の...
ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』ザ・ビートルズ(The Beatles)の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)です。 1967年6月1日にリリース(実際は5月26日には発売されていたという話もある)された、前作の『リボルバー』に続く彼らの8枚目のアル...
キース・ジャレット『ザ・ケルン・コンサート』を聴くキース・ジャレット(Keith Jarrett)の『ザ・ケルン・コンサート(The Köln Concert)』です。 最初に聴いたのは、いつの頃だったろう? おそらく、社会人になって間もないころだったと思う。 判然とはしないのだが、当時、住んでいた神奈川県秦野市の喫茶店。 正確にいうなら小田急線、秦野駅の駅前にあった...
クリストファー・クロス『南から来た男』を聴くクリストファー・クロス(Christopher Cross)の『南から来た男(Christopher Cross)』です。 夏になれると聴きたくなる音楽があります。 ボビー・コールドウェル、セシリオ&カポノ、ボブ・マーリー、ビーチボーイズ、山下達郎、etc。 このアルバムもそうした、夏にピッタリのというか、まぁ、定番で...
ドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』を聴くドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)の『ナイトフライ』(The Nightfly)です。 1982年10月にリリースした初のソロ・アルバム。 ドナルド・フェイゲンといえば、ウォルター・ベッカーと並んでスティーリー・ダンの中心メンバー。 スティーリ・ダンはアルバム『ガウチョ』を発表してから活動休止状態になって...
チック・コリア『リターン・トゥ・フォーエヴァー』を聴くチック・コリア(Chick Corea)の『リターン・トゥ・フォーエヴァー(Return to Forever)』です。 1972年の作品。 歴史に残る名盤ですね。 十代の頃に買った、ジャズ? のレコードは数少ないですが、本作はそうした中の1枚。 全編を通してチック・コリアのエレクトリック・ピアノがフューチャーされ「エ...
四人囃子『一触即発』を聴く四人囃子(よにんばやし)の『一触即発』である。 ロックミュージックのカテゴリーにプログレッシブロックといわれる分野がある。 一般的に、大げさで、曲が長く、転調や変拍子が多く、とってつけたような効果音も使われ、聴いているのが退屈というような人も少なからずいるような音楽である。 その、プログレッシブロックの日本の先駆けとも...
ザ・ビートルズ『リボルバー』を聴くザ・ビートルズ(The Beatles)の『リボルバー(Revolver)』です。 イギリスでは1966年8月5日にリリースされたビートルズの7枚目のアルバム。 本作について、よく言われることは4人がライブ活動に興味を失い、レコーディングで実験的な音作りに傾注してつくられた芸術的作品集ということでしょうか。 しっとりし...
ロキシー・ミュージック『アヴァロン』を聴くロキシー・ミュージック(Roxy Music)の『アヴァロン(Avalon)』です。これまでのロキシー・ミュージックとは一線を画す作品であり、彼らの最後のオリジナルアルバム。当時、ロキシー・ミュージックのメンバーはリーダーでヴォーカルを担当する...
ダニー・ハサウェイ『ライブ』を聴くライブ盤として名盤の誉れ高いダニー・ハサウェイの『ライブ』である。 実はこのアルバム、レコードの場合ではA面とB面では、録音された場所も違うしプロデューサーも参加ミュージシャンも違うのである。 残念な...
ザ・ビートルズ『ラバー・ソウル』を聴くビートルズ(The Beatles)の『ラバー・ソウル(Rubber Soul)』です。 前作の『HELP!』に続き、彼ら6枚のアルバムとして1965年12月3日にイギリスでリリースされました。 「もしかしたら『サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド』は現代アートで『ラバー・ソウル』は印象派かもしれないな...