サディスティック・ミカ・バンド『黒船』を聴く
サディスティック・ミカ・バンド『黒船』を聴く
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サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)の『黒船』です。
発表されたのは1974年。
当時はコンセプトアルバムといって、アルバム全体を通じて、一つのテーマに沿った楽曲で構成されるといったアルバムが流行りだしてきた頃だが、日本ではこれほど明確にテーマを打ち出した作品は珍しかったのではないだろうか?

大学生の頃は「日本のフォーク・アンド・ロックベスト何とか」や「ロック100の名盤」とか、そうしたガイドブックなようなものを愛読しては一枚一枚つぶしていった。
なにせYouTubeはおろか、ネットもない時代である。
音楽の情報は本とラジオだけ。
ラジオからは、マニアックな音源を聴く機会はそうそうなく、必然、活字からの情報が中心となる。
ほとんどは中古のレコードショップで懐具合と相談しながら購入し、自分の好みもあるが、これはアタリとかハズレとかやっていたわけです。
そんな風にして買い集めたレコードのなかでも、この『黒船』はスゴイとおもった。
名盤だとおもった。
完全に世界レベルの音楽だと。

メンバーはまだ、十代がほとんどというのが恐ろしい。
後に有名になる高橋幸宏や高中正義も在籍している。
ベースの小原礼は尾崎亜美の旦那である。

ジャポニスムといった感の日本趣味を生かしたデザインのライナーノートや中袋も凝っている。
アートディレクターは、「帰って来たヨッパライ」のほか、多くのアーティスの作詞なども手掛け、今や趣味人? としても有名な松山猛。
プロデューサーは当時、ロキシー・ミュージックなどをプロデュースした大物のクリス・トーマス。
ちなみにクリス・トーマスとメンバーのミカは、イギリスツアー中に不倫関係になり加藤とは離婚、そして、バンドは解散してしまう。

ライナーノーツの表紙:サディスティック・ミカ・バンド『黒船』を聴く

ライナーノーツの表紙

ライナーノーツの中ページ:サディスティック・ミカ・バンド『黒船』を聴く

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ライナーノーツの背表紙:サディスティック・ミカ・バンド『黒船』を聴く

ライナーノーツの背表紙

トラックリスト

    [A面]
  1. 墨絵の国へ - 4:56
  2. 何かが海をやってくる - 4:14
  3. タイムマシンにおねがい - 4:13
  4. 黒船(嘉永六年六月二日) - 0:50
  5. 黒船(嘉永六年六月三日) - 2:56
  6. 黒船(嘉永六年六月四日) - 2:41
  7. [B面]
  8. よろしく どうぞ - 0:53
  9. どんたく - 3:52
  10. 四季頌歌 - 5:43
  11. 塀までひとっとび - 3:36
  12. 颱風歌 - 3:56
  13. さようなら - 4:38

パーソネル

  • 加藤和彦 - Vocals, Guitars
  • ミカ - Vocals
  • 小原礼 - Bass, Vocal, Percussions
  • 高橋幸宏 - Drums, Percussions
  • 今井裕 - Keyboards, Saxophones
  • 高中正義 - Guitars

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