Char(チャー)のライブを天童市市民文化会館で観る
Charのライブを天童市市民文化会館で観る
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char Live 2016 山形公演』へ行ってきました。
いやー、本当にものすごく久しぶりに行ったロックのライブ
高校生ぐらいの頃から、一度は観てみたいと思っていたchar(チャー)のライブです。

入り口のポスター:char(チャー)のライブを天童市市民文化会館で観る
入り口のポスター

会場は天童市市民文化会館。
開演は18時。
開演までのあいだ、販売しているグッズを物色していると、これから始まるライブの音源をCDにして予約販売するコーナーがある。
最近のライブは、こういうものらしいと噂では聞いていたが実際にこうしたシステムを目にするのは初めて。
CDの価格は1,500円。
申込書に自宅の連絡先を記入して料金を払うと、後日、発送してくれるらしい。
つい、1枚予約してしまう。
ほかにもギターのピックのセットを買ってしまった。

ライブは、ほぼ定刻通りに始まる。
公演間近まで、テレビでライブ告知のCMをやっていたので客の入りが心配だったが9割以上は埋まっていた感じ。
客層を見ると自分を含め、ほぼ、オッサンとオバサン。
オジサン6.5割、オバサン3.5割位の感じだろうか…。
一人、小学生低学年らしき女の子もお父さんに連れられているのを見かけた。

始まる寸前、会場で流れていたSEはアイズレーブラザースの「That Lady, Pts. 1-2」と「Summer Breeze」。
アイズレーブラザースのギタリスト、アーニー・アイズレーのフィードバックした太くワイルドなギターの音が、いやでも期待を高める。
公演開始のブザーが鳴ると客電も落ちていないのにアンコールのような手拍子が会場から起こる。
最近、なかなか、こういうライブも珍しい。

緞帳が上がるとcharは今回のライブツアーのトレードマークの大きな羽の付いた帽子をかぶり登場。
手には白(だと思う)のストラトキャスター。
1曲目は『Moving Again』
歌いだしで「山形の皆さん、おばんです」とか「天童のサクランボ狩り今日、解禁です」といった地元民をくすぐる歌詞を入れ込んでショーは始まる。

自分の席は、18列目のほぼ真ん中あたりというか、本当に中央。
自分の前には、六十代前後(おそらくそうであろう)といった品のいいご夫婦。
奥様は白地にブラウンの水玉のブラウスにオニキスのネックレスをして、旦那様は夏なのにツイードのジャケットを着ていて後頭部は刈り上げている。
別に服装や髪型にどうこう、いうつもりはないのだが、そもそも、この旦那様、身長が高い。
自分は身長178センチだが、具合の悪いことにステージ、正面がCharのポジションで、そこに旦那様の後頭部が具合悪く重なる。
はっきり言えば、邪魔になる。
しかも、この旦那様、こんにゃくを揺らすような変に腰をくゆらせるダンスとも言えない動き? でノッテいる。
席が重ならないように、前後の列を互い違いに席を半個分ずらすような設計にすればいいのになんてことを思ったり。
こんな風に気が散ってしまい、もうひとつ身が入らない。
閑話休題。

会場で購入したギターピック:Char(チャー)のライブを天童市市民文化会館で観る
会場で購入したギターピック

ライブは二部構成。
一部はおそらく最新のアルバムからの楽曲を中心に構成。
このアルバムは松任谷由美やといった今のJポップを代表する面々が楽曲を提供している。
そんなわけで、ほとんど、聴いたことのない曲ばかり。
正直、ジョニー・ルイス&チャーやピンク・クラウド時代のような、エッジの効いたロックをを期待していたこともあり、ソフトなJポップみたいな楽曲が続き「んーっ」と思いつつ一部は終了。
そうか、charもクラプトン化してしまったのか…。と、少々、残念な思い。

15分ほどの休憩をはさみ二部が始まる。

正直、このところ老化のためか視力が落ちて、よくわからなかったのだがおそらく、ギターは一部はアイボリーのストラトキャスター、二部の入ってブルーのムスタング、次がP90というピックアップを搭載したゴールドトップのレスポール、二部の最後はピンクのムスタング。
アンコールに入ってサクランボを意識したのか「Burgundy Mist」という色のピンクのストラトキャスター(だと思う)。
そう言えばテレキャスターもどっかで使っていたような…。
レスポールを弾くcharは珍しいのではないだろうか?

ライブではよくあることだが、歌声がイコライジングの関係かオートチューンのようなヴォーカルエフェクターのせいか、CDやテレビで聴くCharの声と違い、えらく硬質な音に聴こえた。
ギターの音はよかったのだけれど…。

イブがはね、ステージの写真を撮り始めるオジサンたち:Charのライブを天童市市民文化会館で観る
ライブがはね、ステージの写真を撮り始めるオジサンたち

アンコールに入りメンバーがステージに立つと「ALL AROUND ME ヤッテェー」という女性の黄色い声。
個人的にはなかなか、よいチョイスだと思っていると「リクエスト・タイムじゃなんだけど…」なんてことを言いながらもやってくれました。
次は、ジェフ・ベックの『FreeWey Jam』のサビで始まり、そのまま、いくのかと思いきやのジミ・ヘンドリックスの『Purple Haze』に変わり、間にクリームの『Cross Road』が入って『Purple Haze』で終わるというような感じ。
オーラスは『Apple Juice』のアップルをチェリーと変えて歌った。

客電が灯り21時には終了。
客たちはステージの前に集まり、思いおもいにケイタイで写真を撮り始める。
普通、スタッフから文句の一つも言われるのだが、特におとがめもないようなので自分もステージの前まで行って写真を撮る。

char自身、山形の客の盛り上がりに戸惑いを感じた様子。
そのぐらい盛り上がった、よいライブだった。

メンバー

  • Char(g)
  • 古田たかし(Ds)
  • Dr.kyOn(Key)
  • 澤田浩史(Bass)

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