ミルトン・ナシメント『クルビ・ダ・エスキーナ』

クルビ・ダ・エスキーナ = 街角クラブ

ミルトン・ナシメント(Milton Nascimento)の『クルビ・ダ・エスキーナ(Clube Da Esquina)』です。
ミルトン・ナシメントはMPB(【エミ・ペー・ベーと読む】ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)と呼ばれるジャンルの代表的なミュージシャンです。

ブラジルの音楽というと、どうしてもサンバやボサノバを思い浮かべてしまいますが、やや、それとは趣を異にします。
もちろん、そうした音楽の要素も取り込まれていると思いますが…。

何かで読みましたがブラジルというのは様々な人種の混血がもっとも進んだ国のひとつだそうです。
このアルバムも、そうした血筋を引く音楽だなぁと思わせます。
「何かに似ているようで、何にも似ていない」そんな感じです。

1曲目の『Tudo Que Voce Podia Ser』には思わず心を奪われました。
ポルトガル語なので何のことを歌っているのか分かりませんがブラジルの大地を駆け抜ける風を感じさせるような自然の広がりと疾走感のある曲です。
ビールのCMなんかにはピッタリだと思います。
全体的にノスタルジックな感じを受けるのは、独特なエコーの使い方のせいでしょうか。

「Clube Da Esquina」は訳せば「街角クラブ」となります。
ちなみにミルトン・ナシメントが中心になっているミュージシャン集団のことも「街角クラブ」と言います。

おすすめの記事