真下慶治記念美術館で東京フィル弦楽五重奏団のコンサートを観る
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たまに行くバーのマスターのお付き合いで村山市にある真下慶治記念美術館で行われたクラシックのコンサートに行ってきました。
クラシックは嫌いじゃありませんが、かといってコンサートに足を運ぶということはほとんどありません。
急いで自宅で昼食を済ませると無料になった高速道路を飛ばし、会場へと向かいました。

美術館のテラス:真下慶治記念美術館で東京フィル弦楽五重奏団のコンサートを観る

美術館のテラス

会場の真下慶治記念美術館は村山市の流れる最上川のほとり、大淀といわれる場所の高台にあります。
演奏する東京フィル弦楽五重奏団のメンバーは第一バイオリンが藤村政芳、第二バイオリンが渡辺美穂、ヴィオラが永澤菜若、チェロが渡邉辰紀、もう一人のチェロが高橋泉。
伺った話だとチェロの高橋泉さんは山形市にある画廊のお嬢さんだとか。
七、八十席ほどの会場はほぼ満席。
平均年齢はかなり高い感じで上品そうなオジ様やオバ様の姿も目に付きました。
会場の左側は一面、大きなガラスで覆われ大きく蛇行している最上川を見下ろすことができます。
当日は気温も高く薄曇りの、じめっとした天気で最上川からの湿気も多そうです。
楽器のコンディションは大丈夫かな? などと思いながら十四時の開演を待ちます。

1曲目は瀧廉太郎の「花」でウォーミングアップ。
「春のうららの隅田川…」というやつです。
きっと場所が最上川を見下ろせるので川つながりでこの曲だったのでしょう…。
次がプログラムにも載っているボッケリーニの弦楽五重奏曲。
弦楽四重奏曲と違い弦楽五重奏曲というのは、あまりなじみがありませんが、そのなかでもボッケリーニは自身がチェリストで多くの弦楽五重奏曲を残しているのだそうです。
彼のどういった弦楽五重奏曲かは判りませんが、ほぼ、三十分ほどのなかなか可愛い印象の楽曲でした。
十五分ほどの休憩を挟み今回の目玉のシューベルトの弦楽五重奏曲です。
シューベルト、最晩年の楽曲だそうです。
弦の迫力の伝わる、ダイナミックで緻密な楽曲という印象です。
一時間近い大曲で、これを五人で弾き通すのはなかなか大変なことだなと思いました。
アンコールはボッケリーニのメヌエットという、みんながどこかで必ず聴いたことのある楽曲でした。
ボッケリーニの名前はこのメヌエットで知られているのだとか。

開演前は寝不足のこともあり「寝てしまったらどうしょうか?」などとも思いましたが、眠くもならず最後までしっかりと聴くことができました。
やっぱり、プロは人を引き込み感動させる力があるものだとあらためて思った次第です。
ちなみに、僕の後ろのオジサンのいびきは聞こえていました。

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