ピーター・バラカン「DJ ライブ&トークショー」に行った
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シベールアリーナ エントランス:ピーター・バラカン「DJ ライブ&トークショー」に行った

シベールアリーナ エントランス

山形市のシベールアリーナで行われたピーター・バラカンの「DJライブ&トークショー」に行ってきた。
行くか行くまいか当日まで迷ったが、チケット代が1,000円とお手軽だったこともあり出掛けてみる。

ピーター・バラカンはFMラジオやテレビで主に洋楽を紹介する番組のパーソナリティーやキャスターをやっている英国人。
彼が取り上げる音楽は幅が広い。
ロックやブルース、ソウル、アフリカン、レゲエ、ルーツミュージックといったジャンルが多い。
売れ筋のミュージシャンやヒット曲を紹介することは少ないが、ジャンルを問わず良質の音楽を紹介するので自分もよく愛聴している。
そんな訳で、どんな音楽を紹介してくれるのだろうと少しばかりワクワクしながらクルマで会場に駆けつけた。
イベントが行われるシベールアリーナは「ラスク」で一躍、全国区に躍り出た山形の洋菓子店のシベールが、工場の隣に建設した体育館(ホールでじゃなく、基本、体育館)。
体育館とうたいながらも、スポーツよりはコンサートや演劇、落語や講演などといった文化的なイベントが数多く開催されている。

開演は14時。
会場には20分ぐらいまえに到着。
1,000円を支払いチケットを購入し会場に入る。
500名ほど入る客席は8割ぐらい埋まっている。
行く前に会場に電話で確認したら、席は余裕があるような感じだったが思いのほか埋まっていた。
ステージの前の方はほとんど埋まっていたので、自分はステージに向かってやや右側の後方に席をとる。

ステージの中央には大きなスクリーンが設置してある。
ステージ向かって右側にテーブルと椅子があり、テーブルの上にはマッキントッシュのノートパソコンとマイクが置いてある。
14時を5分ぐらい過ぎた頃に本人がやや緊張の面持ちで登場。
椅子に座ると、さして前口上もなく本題に入る。

「DJライブ&トークショー」とは、どんなことをやるのだろうか? と思っていたが想像したとおりスクリーンにミュージシャンのライブ映像(動かない写真もあった)や画像を映しながら、音楽を紹介すると言うものだった。
ミュージシャンや楽曲を淡々とした口調で紹介するのは、いつものラジオ番組と変わらない。
ただ、曲のリズムに合わせ小刻みに足を揺らしていたのが印象的。

中身は今年、行われたライブイベント「Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2015」に参加したミュージシャンの紹介が大半だった。
この音楽イベントは彼自身が監修で関わっているという。

最初に取り上げたのはジョナサン・スケールズ・フォーケストラという3人組のバンド。
スティールパン、ドラム、ベースという構成が面白い。
3人ともテクニシャンで、結構、聴かせる。
中でもベースの白人の若者のプレイはユニークかつ凄まじい。

2番目はキューバ人の女性ミュージシャン、ダイメ・アロセナ。
いわゆるディーバ系のヴォーカリスト。
紹介したのはブラジル人アーティスト、エヂ・モッタとの共演のライブ映像。
体は小さい(横にはそれなりに大きい)が迫力がある。

他にもモンゴルのミュージシャンやアメリカのノラ・ジョーンズが3人集まったかのような「アイム・イズ・ハー」という女性3人組のトリオなどが印象に残った。

入場料は1000円:ピーター・バラカン「DJ ライブ&トークショー」に行った

入場料は1000円

「LIVE MAGIC!」に参加したミュージシャン以外ではニーナ・シモンやテデスキ・トラックス・バンドが紹介された。
ニーナ・シモンは1960年代から70年代にかけて活躍した黒人の女性アーティスト。
基本、ピアノの弾き語りの人でジャズ畑で語られることが多いが、決して一般ウケするミュージシャンではない。
公民権運動などにも関わり、その生きざまが取り上げられることが多い。
テデスキ・トラックス・バンドは今の若手ロックギタリストで三本の指に入るといわれるデレク・トラックスが奥さんのスーザン・テデスキと一緒に結成した、サザンロック系のバンド。
デレク・トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバーであるブッチ・トラックスの甥で、スライドギターが彼の必殺技。
数年前にエリック・クラプトンが来日した際、幸運にも生でそのプレイを観たことがあるが、その時の「レイラ」は、デュアン・オールマンばりのスライドギターで圧巻という言葉がピッタリの演奏だった。

最後は、シリアの空爆、パリのテロ事件、ロシアの航空機撃墜、そうした危機的な世界情勢を危惧しているとの前置きがあってジョン・レノンに関わる2曲。
Keb' Mo'(ケブ・モ)というブルースミュージシャンの「イマジン」から始まり、最後はMichael Franti(マイケル・フランティ)の「Bomb The World」というレノンの「power to the people」にインスパイアされたのであろう「power to the peaceful」という歌詞がリフレインする楽曲で締めくくられた。

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