ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News)の『ベイエリアの風』です。
原題は『PICTURE THIS』。
ひっくり返しても、裏がえしても、逆さに振ってもアメリカンロックです。
端から切っても、真ん中から切ってもアメリカンロックです。
もう、これ以上はないってくらいのアメリカンロックです。
しつこいですか…。
そんな訳でアメリカンロックの見本のようなアルバムです。
『ベイエリアの風』という邦題もなかなかよいタイトルです。
明るいロックンロールにブルースの香りをブレンドしました。
ちょっと、しわがれたヒューイ・ルイスのボーカルやエレキギターのソロにかぶさる、バックのメンバーのコーラスがカッコイイ。
こういうコーラスって、きっと演っている本人たちも、キモチいいんだろうなと思ってしまいます。
きっと音楽を演る醍醐味ですよね。
彼らはこのアルバムの次に出した『スポーツ』というアルバムで大ブレイクしましたが、個人的にはこのアルバムの方がよいできだと思います。
ヴォーカルのヒューイ・ルイスは後に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の教師役や、いくつかの映画にも出演しています。
メンバー
- ヒューイ・ルイス(Huey Lewis) – ヴォーカル、ハモニカ
- クリス・ヘイズ(Chris Hayes) – リード・ギター、コーラス
- シーン・ホッパー(Sean Hopper) – キーボード、コーラス
- マリオ・シポリナ(Mario Cipollina) – ベース、コーラス
- ビル・ギブソン(Bill Gibson) – ドラムス、パーカッション、コーラス
- ジョニー・コーラ(Johnny Colla) – サキソフォン、ギター、コーラス
トラックリスト
- Change of Heart - 3:41
- Tell Me a Little Lie - 3:42
- 5時半からのデート(Giving It All Up for Love) - 3:11
- Hope You Love Me Like You Say You Do - 3:44
- Workin' for a Livin' - 2:36
- Do You Believe in Love - 3:30
- Is It Me - 3:01
- Whatever Happened to True Love - 3:14
- The Only One - 4:46
- Buzz Buzz Buzz - 2:29