「シカゴ」と「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」のライブを観る
休憩中のステージ
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シカゴ(Chicago)とヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News)のジョイント・ライブを観ました。
最近、こんなの多いですね。
数日前にはボズ・スキャッグスとTOTOのジョイント・ライブがありました。
各々、単独のライブでは人が入らないということなのでしょうか?
明らかに洋楽好きで小金を持つ中高年を狙い撃ちといった企画のライブです。

会場の東京国際フォーラムに着いたのは4時半をまわった頃。
予想通りオジサンとオバサンが多かったです。
席は二階席のステージに向かって右端のほう。
そのせいか、いつもの東京国際フォーラムでのライブより音響が悪かったような気もします。(下の写真は休憩時間中の2階にあるフードコーナー)

休憩中:「シカゴ」と「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」のライブを観る
休憩中

第一部はヒューイ・ルイス&ザ・ニュースです。
80年代のMTV全盛のころには、よくベストヒットUSAなどでビデオクリップが流れていました。
彼らにはアルバム『ベイエリアの風』を中心にやってほしかったのですが、聴けたのは予想通り、最もヒットしたアルバム『スポーツ』からの楽曲が中心でした。
『ベイエリアの風』の中の「Do You Believe In Love」が聴けずに残念。
パフォーマンス自体は骨太のライブバンドの本領発揮という感じ。
上手いのは当たり前。
ライブの手練という風格すらありました。
手拍子を求めたり客いじりも多かったですが…。
ヒューイ・ルイスも60に近い歳なのに声もよく出ていて元気なオジサンを地で行ってました。

20分ほどの休憩を挟んで、第二部シカゴのライブです。
シカゴというと、どうも大人数というイメージがあったのでブラスがトロンボーン、サックス、トランペットの3人しかいなかったのを見たときには、こんなに少なかったけな…などと思ってしまいました。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのブラスが4人もいたのに?
彼等のようにブラスの3人がフロントにポジションを置くステージの構成は新鮮でした。
シカゴぐらいキャリアが長くメンバーチェンジが多く、アルバムがたくさんあると前期と後期ではまったく違うバンドのような趣があります。
そうした意味ではプログレっぽいものから、AORまでステージの構成はバラエティに富んでいました。
ちなみに一緒にライブを観に行った友人に後で聞いたところ隣に座ったアベックがシカゴのアンコール『長い夜』をやり始めたら帰っていったとか。
いったい、何を聴きにきたものやら…。
5時開演で、終わったのは8時40分ごろ。
さすがに4時間近いライブは「長い夜」です。
それでも、しっかりしたライブ2本立ててチケット代14,000円は「一粒で二度おいしい」。

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース・ツアーメンバー

  • Huey Lewis (lead vocals, harmonica)
  • Johnny Colla (sax, guitar, vocals)
  • Bill Gibson (drums, percussion, vocals)
  • Sean Hopper (keyboards, vocals)
  • John Pierce (bass)
  • Stef Burns (guitar, vocals)
  • Marvin McFadden (trumpet)
  • Ron Stallings (tenor sax)
  • Rob Sudduth (baritone sax)

シカゴ・ツアーメンバー

  • Robert Lamm (keyboards, vocals)
  • Lee Loughnane (trumpet)
  • James Pankow (trombone)
  • Ray Herman (sax)
  • Bill Champlin (keyboards, vocals)
  • Jason Scheff (bass, vocals)
  • Tris Imboden (drums)
  • Keith Howland (guitar)
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