サイトウ・キネン・オーケストラとジャズピアニストの大西順子の話

仕事帰りに本屋さん寄って新潮社の『考える人』という雑誌の村上春樹の書いた記事を立ち読み。
申し訳ないけど、その記事は結構、長かったのだが、結局、全部読んでしまった。

先月、松本で行われたとサイトウ・キネン・フェスティバルで小澤征爾指揮のサイトウ・キネン・オーケストラとジャズピアニストの大西順子がジョージ・ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーを共演したことについて書いたもので、村上本人も、この件の発端に関わったらしい。

昨年の秋、厚木のライブハウスで行われた大西順子が引退する最後のライブに村上は小澤征爾と連れ立って出掛けた。
ライブが終わり彼女が最後のあいさつで「今日で引退します」といった時に小澤が立ち上がり「俺は反対だ!」と叫んだとある。
これには、きっと周りの人たちも驚いたのではないだろうか。
そうしたことから、大西がサイトウ・キネン・フェスティバルでジャズのワークショップをやったり、競演することに話が運んだということが書いてある。
「ええ、話しやなぁ…」と思った。
そのじつ大西順子のプレイは、ほとんど聴いたことはないのだが、チラッと聴いた感じではオスカー・ピーターソンみたいなプレイだなとの印象を持っている。

昨年の秋に『菊地成孔の粋な夜電波』という菊地成孔(saxプレイヤー)がDJを務めるラジオ番組に大西順子がゲストで出演し、引退するので自分のピアノをオークションで売りますといってたことを思い出した。
そのときは、日本を代表するような、しかも円熟期のジャズピアニストが、なんで突然、引退するのだろうと不思議に思った。
まぁ、でもこの記事を読んで、復活の兆しみたいなのが、みえてよかったんじゃないかと思う。
そうしたこともあり、今夜はyoutubeで大西順子とシダー・ウォルトンを聴きながら以前、買って積読になっていた『小澤征爾さんと音楽について話をする』を読んでいる。

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