マッコイ・タイナー『フライ・ウィズ・ザ・ウインド』を聴く
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ジャケットの裏:マッコイ・タイナー『フライ・ウィズ・ザ・ウインド』を聴く

ジャケットの裏

マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)の『フライ・ウィズ・ザ・ウインド(Fly with the Wind)』のです。
ジャズにしては珍しくストリングスが入った1枚。
ジャケットもジャズらしからぬ、アルプス山脈かロッキー山脈、それともヒマラヤかといった雄大で荘厳な風景。

最初にチェロのソロによる静かな入りを聴いたときは「これってクラシック?」と一瞬、思ったが、その後に待っていたのはビリー・コブハブのドラムとタイナーのピアノがガンガン引っ張る熱い演奏です。
なんといっても楽曲がカッコイイ。

音もストリングスや管楽器が幾重にもかさなって重厚。
70年台の半ばの作品のせいかフュージョンのテイストも感じます。
ヒュバート・ロウズのフルートが結構、フューチャーされており、なんとなくチック・コリアのリタン・トゥー・フォーエバーが頭に浮かびました。
でもリタン・トゥー・フォーエバーとは対極にあるようなアルバムです。

リタン・トゥー・フォーエバーが軽くて細やかでクールなら、このアルバムは重くて太くてホット。
1曲目のタイトル曲はアマチュアのビッグバンドがストリングスのパートをホーンに編曲してライブで取り上げそうな感じがします。

『フライ・ウイズ・ザ・ウインド』というタイトルも、なんとなくアマチュアがつけそうなタイトルだと思いませんか?
本当のところは、よく知りませんが…。
タイナーがコルトレーンのアルバムで弾くクールなピアノも好きですが、どっか吹っ切れたように弾きまくるこのアルバムも結構、好きです。

トラックリスト

  1. Fly With The Wind
  2. Salvadore De Samba
  3. Beyond The Sun
  4. You Stepped Out Of A Dream
  5. Rolem

パーソネル

McCoy Tyner (p)、Hubert Laws (fl,a-fl)、PaulRenzi (piccolo,fl)、Ron Carter (b)、Billy Cobham (ds)、Raymond Duste (oboe)、Linda Wood (harp) 、Guilermi Flanco (tamb)、William Fischer (arr. cond.) with Srtings

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