ピンク・フロイド『永遠/TOWA』
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家に帰ると一昨日、アマゾンで購入したピンク・フロイドの『永遠/TOWA』が届いていた。
で、早速、聴いてみた。
待望のピンク・フロイドのニューアルバムである。

1回目の試聴。
結果、なんとも、ビミョウである。
サビの効いていない鮨というか、気の抜けたビールというか、山椒の効いていない麻婆豆腐というか…。
全体にメロディーが弱い。
故に楽曲が印象に残らない。
シングルカットできるような楽曲が見当たらない。
ブライアン・イーノのようなアンビエントミュージックだと思えば「まぁ、悪くないかな」という気もするがピンク・フロイドの作品だと思って聴くと毒がないというか、エッジが効いていないというか…。
ソングリストを見て気づくのは、1分少々の短い楽曲がやたら多く18曲も入っている。
原子心母やエコーズは23分オーバーでレコードの片面をまるまる1曲で使ってたりしたのにね。
やはり、コンセプトリーダーたるロジャー・ウォーターズ(1985年に脱退)がいないとだめだったかという、思いは強くなる。

と書いて、再度、2回目を聴いてみる。
改めて聴くとサウンドの面から言えばデイヴィッド・ギルモアのギターに違いないし、骨格はピンク・フロイドという感じはする。
しかし、これまでの彼らのサウンドと比べると、やたら修飾が多い。

この作品、前作の『対』から20年ぶりの作品だとか、英国でAMAZON UK史上最高の予約枚数で記録を作ったとか、2008年に他界したキーボードのリチャード・ライトにささげる追悼盤としての意味合いもあるとか、いろいろ話題の多いアルバムではある。
しかし、残念ながら傑作とは言いがたい。
正直、ファンとしては「ピンク・フロイドって、本当はこんなんじゃないんですよ」と声を大にして言いたくなるようなアルバムである。
と、辛辣なことを言いながらBlu-rayディスクの付いたDeluxe Editionを購入したんですけどね。(輸入盤だけど)

メンバーたちはピンク・フロイドとしてはこれが最後の作品と言っているようだが、やはり、ここはロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアによりを戻してもらって贅沢はいわないので、せめてあと1枚、制作してほしいものです…。
最後に、これだけは言いたい、ギルモアでもウォーターズでもいいので来日公演希望!
ダイナソー(恐竜)といわれた大掛かりでリアルなピンク・フロイドのライブを観せて欲しい!

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