
大学の先輩と再会
今日は東京ドームで行われる『ローリング・ストンズ 14 ON FIRE ジャパンツアー』のライブの最終日。
会社に午後から休みをもらい東京まで観にいく。
目が覚めると、道路や庭にはうっすらと雪が積もっている。
外は小雪が舞い風が強い。
とりあえず出社し午後から休みをもらう。
山形駅には出発の5分前に到着。
新幹線のホームにある売店で急いで駅弁とビールを購入。
12時10分の新幹線に乗り東京を目指す。
移動中にノートパソコンを充電しながら仕事をしようと思ったのに新幹線は電源がない車両で、ちょっとショック。
東京駅に着いたのは14時50分過ぎ。
八重洲中央口で静岡県に住む大学時代の先輩と待ち合わせ。
駅の地下のバーであいさつ代わりに軽く一杯。
そこから、予約した日本橋浜町のビジネスホテルまで二人でぶらぶらと歩いていく。
ちょうど4時過ぎぐらいにホテルにチェックインし、地下鉄の都営新宿に乗り、神保町駅で都営三田線に乗り換え水道橋駅で降りる。
水道橋駅到着

駅の通路は「LIPS&TONGUE」と言われる例のベロマークを身に着けた人たちで、既に混雑している。
17時に他の大学時代の先輩2名と水道橋駅の西口を出た橋のところで待ち合わせということなので、そこに向かう。
無事、先輩達とは待ち合わせることができ、グッズ売り場を目指す。
予想通りではあるが、すでにグッズ売り場は長蛇の列で大変なことになっている。
唯一、プログラム売り場だけは売り場が別になっていて待ち時間なしで買うことができる様子。
取りあえず、ポール・マッカートニーのコンサートで痛い思いをした経験もあるので買えるものだけでも先に買っておこうとプログラムを購入。
ほかのグッズはあまりの長蛇の列のため、あきらめて会場に入ることにする。
先輩2名は1階の1塁側の席。
自分と静岡の先輩1名は1階の3塁側。
席を探しているときに2階席までいってしまったのだが、そのときにガラガラのグッズ売り場を発見。
勢いでステッカーと缶バッチを購入してしまう。
通路にはこれまで東京ドームでライブをやったミュージシャン達のプレートがディスプレイしてある。
中には以前、行ったことのあるミュージシャンのものもある。
Jumpin' Jack Flashでオープニング
午後、6時半。
開演の時間だが始まる様子はない。
30分ほどして客電が暗くなり、ステージの照明が120パーセントで輝きだす。
いきなり、キースのテレキャスターのギターのコードが響き「Jumpin' Jack Flash」が始まる。
ストーンズの場合、ライブの1曲目が「Jumpin' Jack Flash」というケースは結構、見受けられるが、今回のツアーのセットリストをみると1曲目は他の曲が多い様子だったので、ちょっとびっくり。
思わず、隣の先輩と顔を見合わす。
6曲目の「Doom And Gloom」が終わったところで、布袋寅泰氏登場。
実は最終日はエリック・クラプトンの日本公演が終わった直後で、ゲストでクラプトンが出演するかもしれないと言う噂が、自分の周辺ではまことしやかにささやかれた。
そうしたこともあり、ミックが「トビキリノスペシャルゲスト」と言ったときは「キターッ!」と思ったのだが、ホテイが登場したときは一瞬、脱力といった感じだった。
まぁ、それでもなかなか観れないものを観ることができてよかった。
パフォーマンスの後、布袋氏がメンバー全員と握手をして礼儀正しくステージを降りたのは好感が持てた。
今回、感じたのはチャーリー・ワッツの凄味。
あの年齢で、あのシュアな演奏は凄い。
ミックは相変わらず大阪のおばちゃんのようなファッションで動き回って元気だが前回、観たときより声のトーンが高くなっていて少し違和感を感じる。
キースはあまり元気のない感じ。
ロニーは、相変わらずの安定感。
今回、ゲストのミック・テイラーは、さすがに往年の美少年と言う雰囲気は既になく、ちょっと華がなかったかなぁ。
アンコールの1曲目は「無情の世界」。
後日、ネット情報によると「無情の世界」で競演したコーラス・グループは洗足学園音楽大学の在学生・卒業生を中心とした合唱団「洗足フレッシュマン・シンガーズ」だそうだ。
最後はお決まりの「Satisfaction」。

盛り上がったのは間違いないが予定調和的というとあれだが、なんとなく相変わらずといった感じで終了。
ライブが終わり先輩一人とはここで別れ、近くで3人で飲もうとするがよさげな店はどこも満員。
結局、チェーン店の居酒屋で23時半ごろまで飲む。
千葉に住む先輩とはJR浅草橋駅で別れ、静岡の先輩とは浅草橋駅のすぐそばにある雑居ビルにある焼き鳥屋で2時ぐらいまで飲む。
タクシーに乗りホテルまでは5、6分で到着。
そのまま着替えるとベッドに倒れこむ。
本日のセットリスト
- Jumpin' Jack Flash
- You Got Me Rocking
- It's Only Rock ‘N' Roll (But I Like It)
- Tumbling Dice
- Ruby Tuesday
- Doom And Gloom
- Respectable (Fan vote - with Tomoyasu Hotei)
- Honky Tonk Women
- Band Introductions
- Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
- Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
- Midnight Rambler (with Mick Taylor)
- Miss You
- Paint It Black
- Gimme Shelter
- Start Me Up
- Sympathy For The Devil
- Brown Sugar
- You Can't Always Get What You Want
- (I Can't Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)